最近、私自身や周辺で、ラウンド中の打ち込み被害がよくあります。身体・命の危険があるものです。防いでいきたいと思い、注意ポイントを記載します。

  • 打ち込みとは
  • 打ち込みが発生するケース
  • グリーン周りは何ヤードからが打ち込み?

打ち込みとは

打ち込みとは、前の組が、まだコース上に打ったら届く距離にいるにもかかわらず、ショットをしてしまう行為のことです。

私の友人は、後ろの組のドライバーショットが直接肩に当たり、大怪我をしたことがあります。もし、直撃したのが、頭だったら? 顔だったら? 考えると大変危険な行為です。

 

打ち込みが発生するケース

みなさん当然自分の飛距離と前カートの位置を考慮して打っていることが前提ですが、それでも打ち込みが発生することがあります。

①ショットが左右に大きく曲がり、近隣コースへ着弾するケース

②前カートがその組のプレイヤーのいる位置より先を走行してしまっているケース

③想像以上にフォローの風が吹いているケース

④想定外にカート道でボールが跳ね、飛距離が出るケース

①は故意や過失での打ち込みではないわけで、危険を知らせれば周囲は身構えることができ、大きな問題にはなりません。絶対「フォアー」が必須です!!

一方、②はナイスショットの直撃を受ける恐れがあり、大変危険です。後ろの組はカート表示を見て、ショットのタイミングを判断しています。目視もしますが、カート表示への依存度は高まっているはずです。最近はリモコンカートのゴルフ場が多く、どんどん先にカートを進めてしまうケースがあります。ゴルフ初心者でも操作が簡単なので、ご迷惑をかけないように、と考える人ほど、カート操作にも協力しようとするはずです。

打った人だけが悪いわけではないのに、互いに不快な気分になるのは避けたいです。

③と④は、私自身打ち込んでしまった側としての経験があるのですが、これについては、風に気をつけることと、届かないと思っても多めに余裕のある距離を見ておくことが必要です、

 

グリーン周りは何ヤードが打ち込み?

グリーン上は前組のプレーに時間がかかることもあって、「届かないから大丈夫だろう」と打ってしまいがちです。しかし、グリーンでパターに集中しているなか、すぐ脇にドスンとボールが落ちてきたら、気になってしまいます。

そのため、「グリーンに乗らないから大丈夫」でさなく、グリーン手前50ヤードぐらいまではあってはいけない!と考えておくべきです。