私はどちらかというと肉好きなのですが、魚も大好きで、お取り寄せもよくします。今回は、たまたま珍しい魚をテレビ番組で見たので、気になって頼んでみました。その珍しい魚というのが、地元では「ばばちゃん」という愛称で呼ばれる深海魚です。
- ばばちゃんってどんな魚?
- ばばちゃんのお味は?
- おすすめの調理法
ばばちゃんってどんな魚?
正式名称はタナカゲンゲ。鳥取県の地元の漁師の間だけで食べられていたものだそうです。旬は11月頃から3月頃です。
お魚自体が、いかにも深海魚というような、少しグロテスクな見た目であることから「ばばちゃん」の愛称になったのだとか。
私が取り寄せたのは捌いていただいた冷凍のものです。これで3人前。2人で食べます。
ばばちゃんのお味は?
白身のお魚で、タラに似たあっさりしたクセのない味です。
身の固さはタラより柔らかく、骨の周りにプルプルコラーゲンがいっぱいありました。
コラーゲンというとフグに近い感じもありますが、フグより柔らかいプルプルです。
身離れもよく、骨も気にならずに食べることができました。
おすすめの調理法
今回は、ばばちゃん鍋、唐揚げ、煮付けにして頂きました。
冷凍でのお取り寄せだったので、しばらく冷蔵庫で解凍してから調理。
【ばばちゃん鍋】
鍋は、昆布だしを取ってお酒を少し加えただけのシンプルな鍋で、ポン酢をつけていただきました。
今回使った具材
白菜 春菊 ネギ 豆腐 しいたけ えのき
にんじん くずきり
ちなみに好きなお鍋の具材はくずきりです。
【唐揚げ】
醤油、酒、塩少々を入れた袋で1時間ほど漬けたばばちゃんに、小麦粉、片栗粉をまとわせて揚げました。
【煮付け】
フライパンに醤油、みりん、酒、砂糖を煮立たせてばばちゃんを投入。
パサパサ感なくおいしくできました。
感想
我が家では鍋に入れる魚はタラが多いのですが、私はタラより好きかもって感じでした。
プルプル感が独特で美味しかったです。お取り寄せには送料がかかるので、頻繁に頼むのは気が進みませんが、もし鳥取の方に住んでいたら、よく買っていたかもです。