我が家はIHクッキングヒーターで、暖房器具についても燃えるようなものはないので、安心していたのですが、先日キッチンでプチ火事が起きてヒヤリとしました。この出来事をきっかけにIHクッキングヒーターの大切な機能について学びましたのでご紹介します。
- プチ火事の概要
- IHクッキングヒーターの安全性
- 「加熱」「揚げ物」メニューは重要
プチ火事の概要
夕食の準備中、IHヒーターにフライパンを置いて揚げ物と炒め物をしながら、魚焼きグリルではアルミホイルを引いて油揚げを焼いていました。
揚げ物に集中していたところ、「なんか焦げ臭いな…」と思いましたが、油揚げのことは頭からすっかり無くなっていて、すぐに気づくことができませんでした。数分後、さらに焦げ臭くなったところでやっと気づき、魚焼きグリルを開くと、油揚げが真っ黒になり、10センチ四方の大きさで赤い炎が上がっていました。
燃え移ることなく火は消すことができましたが、たった10センチ四方の大きさでもかなり肝が冷えました。もし何かに燃え移っていたら、と思うと恐ろしいです。
IHクッキングヒーターの安全性
火を使わないIHクッキングヒーターは「安全である」とアピールされることが多いですが、全く火事のリスクがないわけではないということを体験しました。
なお、IHでの火事のリスクは我が家のようなケース以外にもあります。それは少量の油を加熱する場合や、センサーの温度検知が追いつかない場合です。プレート上に煮こぼれなどがあったり、鍋底が変形していたりすると、センサーが正しく働かなくなるので注意が必要です。
「加熱」「揚げ物」メニューは重要
みなさんはIHヒーターの「加熱」「揚げ物」などのメニューを正しく使っていますか?
「揚げ物」メニューを選択した場合、油温度調整機能が働くようになっています。一方、「加熱」メニューの場合はこの機能が働かないので温度コントロールができません。そのため、油に熱が加わり過ぎてしまい発火に至るリスクがあります。
揚げ物の際に気をつけること
・必ず「揚げ物」メニューで調理する
・変形した鍋やフライパンは使わない
・火をつけたまま離れない
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